平田内科小児科医院

平田内科小児科医院 [ 広島県廿日市市阿品台4丁目1-26 ] アクセス

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お知らせnews

2025.09.17お知らせ

10月の開院日のお知らせ

平田内科小児科医院から10月の開院日のお知らせです。

 

10月の当院休診日は10月13日(祝・月)のみです。

また、10月26日(日)当院休日当番医となります。普段の開院時間と異なり、AM9時~PM13時、PM14時~PM17時30分までとなります。

その他は普段のスケジュール通りの開院予定です。

 

10月5日(日)、10月12日(日)、10月19日(日)は普段の日曜日と同様の事前予約受診での対応となります。

受診希望の場合は当日朝9時までに電話(0829-39-1155)で確認・予約をし、当日10時30分までに来院をお願いします。

(※電話での確認・予約は当日早朝に留守電から通常の電話受付に変更後から可能になります。必ず、電話で確認・予約を済ましてから来院してください。)

 

 

現在、発熱外来では6月から次第に増えはじめ、8月から流行期に入っておりました新型コロナ感染症が、やっと落ち着きつつありますが、それでも依然として陽性者が多い状況です。

続いて、今年度流行しておりますマイコプラズマ感染症も引き続き陽性者が多いです。

一時期の発熱外来の混乱・混雑もやや軽減しておりますが、多くの患者様を外来ではお待たせすることになってしまい申し訳ございません。

 

また、10月1日から当院でインフルエンザワクチン・新型コロナウイルスワクチンの予約接種が開始されます。

去年までのワクチンと異なり、今年の流行株に対応したものとなります。高齢者向けの定期接種に加えて、任意接種(自費)にも対応致します。

現在、新型コロナウイルスは、夏と冬に流行の波が見られる傾向があり、これまでの感染者の推移をみると、夏に流行の波がみられた場合は、冬に同程度~やや同程度より少ない感染の波が生じる傾向があります。

詳細については過去のお知らせ(クリックで詳細ページへ)を参照ください。

 

 

また、当院では感染症蔓延対策のため、心苦しいところではありますが、発熱外来受診の際に屋外待機となるケースがあります。

受診の際は、感染対策としてマスクの着用を推奨しております。

長時間待機することになった場合に備えて可能な限り自家用車での来院を奨めております。

よろしくお願い致します。

 

平田内科小児科医院

2025.09.16お知らせ

新型コロナウイルス感染症に対する抗ウイルス薬使用について

平田内科小児科医院から新型コロナウイルス感染症に対する抗ウイルス薬使用についてのお知らせです。

 

2025年6月から9月にかけて流行しております新型コロナウイルス感染症に対して処方される抗ウイルス薬について、処方が推奨される際の基準や抗ウイルス薬使用した際の費用について外来でお尋ねになられるケースが増えております。

しかし、流行時に発熱外来の混雑状況ですべての患者様に納得がいくような説明を行う時間の確保が非常に難しく、患者様にとって「わかりやすい医療」を提供できるようにこちらにお知らせとして掲示させて頂くことといたしました。

 

■新型コロナウイルス感染症の重症度分類

新型コロナウイルス感染症重症分類

 

※新型コロナウイルス感染症の重症度分類は一般的な感覚的な重症かそうでないかの判断とは少し異なります。

上記の図の重症度分類に従い、「軽症から中等度Ⅰかつ入院治療不要」の分類となった患者様が下記のチャートに沿って抗ウイルス薬を使用するかの判定にうつります。

 

■新型コロナウイルス感染症に対しての薬物療法判断チャート

 

上記のチャートに従い、抗ウイルス薬が必要かの判断を行います。

新型コロナウイルス感染症に対する抗ウイルス薬は非常に高価であり、下記の図のように患者様の負担割合に応じてかなり値段に差があります。

チャートを用いて抗ウイルス薬の適応を満たしたケースでも、お薬が高額であるなどの理由により、患者様が抗ウイルス薬の処方を望まないケースでは処方を行うことは致しません。

しかし、受診時の患者様の状態によっては、在宅療養での対応を踏まえた際に、医師が特に必要と判断したケースでは、外来で強く抗ウイルス薬の内服を勧めることもあります。その点については医師として、患者様にとって飲まなかった際の不利益を考えた上での判断ですのでご理解のほどよろしくお願い致します。

 

■新型コロナウイルスに対する抗ウイルス薬の患者負担額一覧

また、下記の図に示したように、「パキロビット」と「ゾコーバ」には併用が難しいお薬が多数あります。

それぞれの製薬会社から自分の内服薬の場合は問題ないか確認できる検索ツール(医療従事者用ツール)が提供されています。

 

新型コロナウイルスに対する抗ウイルス薬の特徴

新型コロナウイルスの抗ウイルス薬の特徴

パキロビッドⓇパック – 経口抗ウイルス剤  ファイザー 新型コロナ治療薬パキロビッドⓇパック – 経口抗ウイルス剤  ファイザー 新型コロナ治療薬(医療従事者専用)|(医療従事者専用)

薬物相互作用検索ツール | ゾコーバ | 塩野義製薬 医療関係者向け情報

 

今後とも患者様が疑問に持たれていることには可能な限り積極的に情報提供させて頂く所存です。

よろしくお願い申し上げます。

 

平田内科小児科医院

2025.09.09重要なお知らせ

高齢者向けインフルエンザ・新型コロナウイルス定期予防接種のお知らせ

平田内科小児科医院から10月1日(水)より開始となる高齢者向け定期予防接種(インフルエンザ・新型コロナウイルス)についてのお知らせです。

 

■ 接種できるワクチンのご案内

今年度の当院での新型コロナワクチン接種は、以下の3種類からお選びいただけます。

• コミナティ® (mRNAワクチン / ファイザー社)

• ヌバキソビッド® (組換えたんぱくワクチン / 武田社)

• コスタイベ® (レプリコンワクチン / Meiji Seikaファルマ社)

 

各ワクチンの詳細については、前回のお知らせをご覧ください。

2025年度秋開始予定 新型コロナワクチン公費接種についてのお知らせ | 平田内科小児科医院

 

■ 対象者と対象期間と自己負担額

【定期接種の対象となる方】

• 65歳以上の方

• 60~64歳で、心臓、腎臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方

【定期接種対象期間】

2025年10月1日(水)~2026年1月31日(土)

【廿日市市にお住まいの対象者の方の自己負担額】

• インフルエンザワクチン: 1,500円

• 新型コロナウイルスワクチン: 4,700円

 

【上記以外の方】

■自費接種の方へ

定期接種の対象でない方も、自費での接種が可能です。

• 接種費用: (インフルエンザワクチン)3,000円、(新型コロナウイルスワクチン)15,000円

 

■ 廿日市市外にお住まいで、当院での定期接種をご希望の方へ

広島県内の他市町にお住まいで、当院での定期接種を希望される場合は**「広域接種券」**が必要です。9月24日(水)以降にお住まいの市町の健康福祉担当課または各支所で事前の手続きをお願いいたします。

 

【予約方法】

ワクチン接種は完全予約制です。お電話または受付窓口にてご予約ください。

平田内科小児科医院 電話:0829-39-1155

 

■その他のワクチンとの同時接種について

医師が必要と判断した場合、新型コロナワクチンとその他のワクチン(インフルエンザワクチンなど)との同時接種は可能です。

ワクチンの接種間隔|厚生労働省

 

■ 【重要】ヌバキソビッド®・コスタイベ®をご希望の方へ

上記2種類のワクチンは、2名様分で1つのキットとなっており、開封後の保存期間も短い規定があります。そのため、以下のご協力をお願いしております。

 

• 偶数人数でのご予約が揃い次第の接種となります。ご理解の程よろしくお願い致します。

お一人でご予約の場合、もうお一人の予約が入るまでお待ちいただくか、日程の調整をお願いする場合がございます。ご家族やご夫婦などでお誘いあわせの上ご予約ください。

 

• ヌバキソビッド®・コスタイベ®のワクチン接種は毎週土曜日となります

昨年度のワクチン接種数をふまえ、安定してワクチンをご提供できるよう、接種日を土曜日に限定させていただきます。

 

より詳しい廿日市市からのお知らせをしりたい方は下記リンクよりご確認ください。

高齢者の定期予防接種のお知らせ(インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症) – 広島県廿日市市(はつかいち)けん玉発祥・宮島のあるまち(健康福祉総務課)

 

皆様にスムーズに接種を受けていただくための対応となりますので、何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

患者様に不利益にならないように今後とも情報提供を心がけてまいります。

 

平田内科小児科医院

2025.08.30重要なお知らせ

2025年度秋開始予定 新型コロナワクチン公費接種についてのお知らせ

平田内科小児科医院から2025年秋開始予定(2025年10月)の新型コロナウイルスワクチンの公費接種(65歳以上、リスクの高い60~65歳)に向けて当院で採用を予定しているワクチンについてご案内いたします。

 

☆ワクチン接種の目的と重要性
新型コロナウイルス感染症は、近年、夏と冬に流行の波が見られる傾向があります。そのため、多くの方が対象となる秋の公費接種でワクチンを打つことは、冬の流行、さらには翌年の夏の流行に備える上で非常に重要です。
ワクチンを選ぶ際には、その効果ができるだけ長く持続することが望ましいと考えられます。しかし、新型コロナウイルスの特徴として、流行するウイルスの株が年々変化するため、秋の接種時点で翌年の流行株を正確に予測することが困難な状態です。現状では、その年の流行株に対して有効なワクチンを接種することが、将来の変異株に対しても一定の効果を発揮し、重症化を防ぐ上で最も有効な手段であると考えられています。
当院では、患者様一人ひとりの状況に合わせて最適なワクチンを選択いただけるよう、特徴の異なる3種類のワクチンを採用予定です。

 

☆当院で接種可能なワクチンの種類と特徴
現在、新型コロナワクチンにはいくつかの種類(タイプ)があります。当院では、それぞれのタイプを代表する以下の3種類のワクチンをご用意する予定です。

 

1. コミナティ (mRNAワクチン)
* 特徴: 日本で最も多く接種されている、実績のあるmRNAワクチンです。
* メリット: 新たな変異株が出現した際に、迅速にワクチンを開発・供給できるという大きな利点があります。これまでの接種実績が豊富で、有効性や安全性に関するデータが多く蓄積されています。

 

2. ヌバキソビッド (組換えたんぱくワクチン)
* 特徴: B型肝炎ウイルスワクチンやインフルエンザワクチンの一部など、従来からあるワクチンで長年用いられてきた「組換えたんぱく」という技術で作られています。
* メリット: 「アジュバント」という免疫を強める成分が含まれており、ワクチンの効果を長く持続させることが期待されています。新型コロナウイルスワクチン接種後に高熱を繰り返してしまうといった副反応やアレルギーなどの理由でmRNAワクチンを接種できない方にとって、大切な選択肢となります。

 

3. コスタイベ (レプリコンワクチン)
* 特徴: 国内企業によって開発された、新しいタイプのmRNAワクチンです。「レプリコン(自己増殖型)」と呼ばれ、接種後にワクチンの設計図(mRNA)が体内で一時的に増える仕組みを持っています。
* メリット: 従来のmRNAワクチンよりも少ない接種量で、より強く、そして長く免疫効果が続くことが期待されています。新たな変異株にも迅速に対応できる利便性も兼ね備えています。臨床試験では、副反応は従来のmRNAワクチンと同程度と報告されています。

 

☆当院の考えと皆様へのお願い
当初は限られた選択肢しかなかった新型コロナワクチンですが、現在では国内でも複数の選択肢から選べるようになりました。どのワクチンが最適かは、患者様個々の健康状態や過去の接種歴、そしてご自身の考え方によって異なります。そのため、当院として特定のワクチンを強く推奨するということはございません。
しかし、どのワクチンであっても、重症化予防や新型コロナウイルス罹患後の後遺症予防という大きな目的を果たす上で非常に有効です。
定期接種の対象となる方には、ご自身の健康を守るために、ぜひ期間内にワクチンを接種していただくことを強く推奨いたします。
どのワクチンを接種すべきかお悩みの際は、どうぞご遠慮なく当院の医師やスタッフにご相談ください。丁寧にご説明し、皆様が安心して接種を受けられるようサポートさせていただきます。

 

更に詳しい公費接種の際の患者様の負担費用などがわかれば、改めて情報提供させて頂き、患者様に不利益にならないように心がけてまいります。

 

 

【ご参考】新型コロナワクチンに関する公的な情報
より詳しい情報や最新の動向については、以下の公式サイトもご参照ください。
* 新型コロナワクチンについて(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html
* 新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
* 新型コロナウイルス感染症の発生動向等について(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
* 医薬品医療機器情報提供ホームページ(医薬品医療機器総合機構 PMDA)
* 各ワクチンの添付文書(説明書)などを確認できます。
https://www.pmda.go.jp/

 

平田内科小児科医院

2025.08.19お知らせ

9月の開院日のお知らせ(更新)

平田内科小児科医院から9月の開院日のお知らせです。

 

9月の当院休診日は9月15日(祝・月)、9月23日(祝・火)です。

その他は普段のスケジュール通りの開院予定です。

 

9月7日(日)、9月14日(日)、9月21日(日)、9月28日(日)、は普段の日曜日と同様の事前予約受診での対応となります。

受診希望の場合は当日朝9時までに電話(0829-39-1155)で確認・予約をし、当日10時30分までに来院をお願いします。

(※電話での確認・予約は当日早朝に留守電から通常の電話受付に変更後から可能になります。必ず、電話で確認・予約を済ましてから来院してください。)

 

8月に入り発熱外来では新型コロナ感染症が流行期に入り、1日当たり30人以上の陽性患者さんが出ている状況となっております。

また、農作業や草刈りなどをされる際にマダニによるマダニ感染症も増えております。屋外での作業の際には薄手でも良いので長袖の着用をお願いします。

加えて小児ではリンゴ病(伝染性紅斑)が流行の兆しがあります。小児の病気という認識がありますが、成人で感染発症すると重症化することがあります。

周囲、特にお子様、お孫さんに伝染性紅斑罹患の疑いがあり、接触後にリンパ節腫脹、関節炎などの症状が出現した場合に疑います。

今年は季節外れのインフルエンザも時折みられて、春先に猛威を振るったマイコプラズマ感染症も依然として陽性となるケースが続いております。

発熱外来患者様の数も増えている中、様々な感染症を現在認めており、適切な治療選択のために外来では各種抗原検査を行う必要がある状態です。

 

当院では、感染症蔓延対策のため、心苦しいところではありますが、発熱外来受診の際に屋外待機となるケースがあります。

受診の際は、感染対策としてマスクの着用を推奨しております。

長時間待機することになった場合に備えて可能な限り自家用車での来院を奨めております。

よろしくお願い致します。

 

平田内科小児科医院