平田内科小児科医院

平田内科小児科医院 [ 広島県廿日市市阿品台4丁目1-26 ] アクセス

お問い合わせはお気軽に0829-39-1155

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当院についてabout

当院だからできることpolicy

患者様の気持ちに寄りそう、かかりつけ医として。

小児科専門医や総合内科専門医、女性医師が常勤しているため安心して医療を受けて頂けます。
さらに月曜日から土曜日、19時まで診療(受付終了は17時半)を行うことから急な発熱や腹痛にも対応可能です。

さらに当院では最新鋭のCT検査装置やエコー、血液検査装置も含め様々な医療機器を充実させ、
万全な体制で地域医療をサポートしています。

その他、廿日市市唯一の病児保育施設もあり共働きや、一人での子育ての方に安心して利用して頂けます。
お困りのことがありましたら、なんでもご相談ください。

当院の特徴feature

患者様の「からだの心配事」に耳を傾けます

診療をおこなう上でまず、患者様の話をじっくりとお聞きすることからはじめます。
正しい診断をするには、まずは患者様を知ること。
そういった思いから、日常生活や趣味のこと、学生さんならば学校での出来事など、
普段どういった生活をし、どういうお人柄なのかを知ることを大事にしています。
まるで家族に相談しているかのように接していただけるよう心掛けています。

痛みの具合や感じている辛さはもちろんのこと、症状が原因によって起こる不安な気持ちや
不便さなど、心の奥のあらゆる「心配事」を何でもお話しください。
『子どもが薬を飲んでくれなくて困っている』
そういったお声には、のどが渇いている時やお腹が空いている時に与えたり、
製氷機で薬入りの氷にしたりしてはどうでしょうかとアイデアを提供させていただいています。

写真:人物

地域の皆様を支えるため広く連携しています

症状やお気持ちをお聞きし、患者様に合った診断と治療をおこないます。
患者様の症状や生活環境から鑑みたり、高度な治療・検査を要したりする場合など、
適正な医療を継続していく必要があると判断した際には、他病院・他診療所へ
紹介することもあります。

医療は一つの病院、一人の医師で完結できることではありません。
民生委員、児童民生委員、保育所、小・中・高等学校、地域サロン、介護施設などとの相互の連携、そして他の病院・診療所・施設との密な連携が必要です。
当院では、HMネット、県立広島病院、広島市立広島市民病院、広島市立舟入市民病院との地域医療連携を推進しています。

写真:登録証

病児保育室を併設。
幅広い年代のつながりを応援しています。

当院は廿日市市から事業委託を受け、病児保育室「ゆう」を併設している市内唯一の医院です。ご家庭で看病ができない保護者様の代わりに、一時的にお子様をお預かりしていますので、ご利用ください。

また、当院には0~100歳以上の患者さまが通われています。
廿日市市、大竹市、広島市西区、広島市佐伯区などから来られ、中には四世代に渡って長くご利用いただいているご家族様もおられます。
当院では、皆様がいつまでも住み慣れた地域で生き生きとした暮らしを続けることができるように、廿日市市や地域の民生委員、サロンなどの取り組みに積極的に協力・応援しています。

  • 0~1歳未満「0歳児のママ達の茶話やかサロン」
  • 阿品台地区の方があつまるサロン「夢あじな」
  • ギャラリー「常乙女(とこおとめ)」
病児保育について

写真:医院

設備紹介facility

CT検査CASE 01

X線を用いて身体の輪切りの画像を作り、病気の診断に役立てる検査です。
検査はとても簡単で短時間ながら広範囲の撮影が行え、頭部外傷・脳出血・脳梗塞等の頭部疾患から肺炎・気管支炎・肺気腫などの胸部疾患および腹部臓器(肝・胆・膵・腎・膀脱・その他)疾患にいたるまで、全身の診断が可能です。さらにCT検査では、3次元による画像評価が実現できレントゲンではつかめなかった詳細な情報を得ることで、より小さな病変の検出も可能となりがんの早期発見にもつながります。

当院で使用しているCanon社最新のマルチスライスCT「Aquilion Start」は、低線量技術を有しており、高速・高画質・低被ばくを実現しております。さらに当院でのCT検査の結果はすべて担当医、さらに放射線診断専門医の的確な読影にてダブルチェックを行います。よって正式なCT読影結果及びレポート作成まで24~72時間のお時間をいただいておりますのでご了承ください。
なお、症例により至急読影が必要と判断した場合は、平日の日中に限り30~60分でダブルチェックまで行いますので安心してご利用ください。

写真:CT検査

レントゲン検査CASE 02

胸部単純レントゲン線検査は、被検者の被曝及び費用負担が少なく、比較的簡便に行える検査として医療には欠かせない検査です。
当院ではフィルムに撮影することはせず、デジタル化しています。このためすぐに結果を見ることができ、またひとつのモニターで複数のレントゲンを比較することができます。しっかりと比較できることで、治療効果が明確になります。
また胸部や腹部単純エックス線写真のみならず、骨粗鬆症での腰椎撮影や、リウマチ疾患などの手指関節撮影など様々な箇所の検査に対応できます。

写真:レントゲン検査

骨密度測定CASE 03

骨粗しょう症自体は、これといって痛みを感じるなどの症状があるわけではありません。しかしながら本人の自覚がないうちに病状が進行し、ケガや身体機能の低下を引き起こすケースが多いため、早期発見・早期治療が大切とされています。当院ではALOKA社のDICHROMA SCANにて前腕骨を測定します。スキャン時間は約15秒です。

骨粗しょう症で特に注意したいのは転倒です。転んだだけなのに重篤な骨折を起こし、それがきっかけで寝たきりになる人もいます。また、密度の小さくなった骨が自らの体重によって縮み、身長が低くなったり、腰が曲がったりといった症状が現れます。進行が遅く気付きにくい上、単なる老化現象と思いがちですが、少しでも気になることがあれば早めの受診をお願いします。骨粗しょう症治療は運動の他、現在治療薬も多くあり予防が可能な疾患となっています。骨粗鬆症の原因は、大きく分けて3つあります。1つ目は加齢、2つ目は長期ステロイド治療などによる場合、3つ目は閉経です。特に女性においては閉経によるホルモンバランスの崩れから骨粗鬆症を発症するケースが多く見られます。
検査は6ヵ月から1年に一度検査を受けていただくことが望ましく、ご自身の骨年齢を把握しておくことが重要です。

写真:骨密度測定

陰圧室及びオゾン空気清浄機CASE 04

新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けて、当院では陰圧隔離テントの条件(米国FDA基準)である空気循環回数:12回以上/時間、差圧(陰圧度):2.5Pa以上を満たした陰圧室にて発熱外来を行っております。
さらにIHI社製の『eZ-100』等のオゾンエアクリアは、静電式HEPAフィルタを使用している為、最も捕集しにくい0.3μmの物質を99.97%以上捕捉することが可能で、1台で3つの役割を果たします(①飛沫感染対策:空気清浄機能/②接触感染対策:オゾンガスを放出する「オゾン燻蒸機能」により、室内のドアノブ・手すり・電気スイッチ他、室内を隅々まで除菌/③隔離対策)。
当院ではスタッフのアルコール消毒に加え、このオゾンエアクリアを各部屋に計5台設置しています。無人になった診察終了後にオゾン燻蒸を数時間かけて行うことで、院内の除菌を徹底しています。

写真:陰圧室及びオゾン空気清浄機

院内迅速血球および生化学検査CASE 05

「患者さんの近いところ」で行われる検査の総称です。すなわち患者さんや検体が動くのではなく、医療従事者が自在に動いて検査を行う機動性に富んだ検査です。外注検査で集中且つ大量に検体を測定することで処理されており時間がかかる場合があります。医療現場では必要に応じてリアルタイムに得られる検査データが求められます。得られたデータは、早期治療の方向づけをするうえで臨床医にとっては問診や身体所見とともに重要な情報となります。

当院では、特にこの院内迅速血球および生化学検査の充実を心がけております。小児や高齢者では急に感染症が悪化する場合が多いため白血球、赤血球、血小板、CRP、採血、尿の即時測定は必須です。さらに胸痛などの訴えに対しては急性心筋梗塞の早期診断や肺血栓塞栓症の除外検査、心不全患者のモニタリング検査が必要で、これらの急性期疾患は生命予後に大きく関わります。それぞれに有用なマーカーである心筋トロポニンTやミオグロビン、CK-MB、D-ダイマー、NT-proBNP、腎機能のクレアチニンを当院ではそれぞれ院内で8~12分で測定できるようにしております。また急性腎不全末期腎不全などによって、致死的不整脈を引き起こす高カリウム血症や身体が酸性に傾く代謝性アシドーシスや呼吸性アシドーシスも確認することが可能です。これらの異常は外見からでは予期できないことも多く、ベッドサイドモニター(NIHONKODEN社)にて心拍数、呼吸数、血圧値、SpO2値、脈拍数、心電図をモニターし、CT検査や超音波検査などの画像検査を組みあわせて初期治療を行っています。

なお、当院では緊急検査以外にも血糖やコレステロール、肝機能、腎機能、甲状腺、腫瘍マーカーといった一般債血検査も10分ほどで測定結果が判明します。

写真:院内迅速血球および生化学検査

超音波検査(エコー検査)CASE 06

人の耳には聞こえない音(4MHz~15MHz)を体に当てて、その音が体の組織に当たって跳ね返ってきた音を画像として表示するものです。音を使用しているため、X線を用いず放射線被ばくがありません。そのため、妊娠中の方にも使用することができます。
また、検査の手順も他の検査に比較し簡便で、検査する部位にゼリーを塗り、プローブと呼ばれる超音波を出すセンサーを検査部位にあてるだけで検査を行うことができます。
当院では、医師および超音波検査専門の検査技師にて頚動脈エコー、心エコー、腹部エコー、乳腺エコー、下肢動静脈エコー、甲状腺エコー、腎動脈エコーを行っております。

写真:超音波検査

心電図CASE 07

心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで、心疾患の診断と治療に役立てるものです。当院ではフクダ電子の最新型心電計を採用しております。心電図解析システムのハードウエア、ソフトウエア技術は向上し、最新型での自動解析精度は以前と比較し各段に上昇してます。例えばACS(急性冠症候群)の診断のため、一般的な心電計は12誘導心電図で行いますが、さらに6誘導の合成波形を作成し18誘導心電図を作成できます。
また、若年の心臓突然死を引き起こす疾患としてブルガダ症候群がありますが、ブルガダ型心電図の検出に有用なV1~V3誘導の高位肋間心電図を作成・解析します。これにより標準12誘導では捉えきれないACSやブルガダ型心電図の疑いを感知し検出率を高めることができます。
また、前回と今回の心電図/解析結果をその場で比較することができるため、虚血性心疾患などの見逃しを防ぎます。

24時間ホルター心電計CASE 08

ホルター心電計とは、長時間(主に24時間)の心臓の動きを調べるための検査です。
普通の心電計検査では検査をした瞬間の心電図しか判断することができませんが、ホルター心電計では1日を通して異常がないかをモニターすることができます。これによって不整脈や狭心症・虚血性心疾患などの存在を確認します。心電計での記録は専門のセンターでコンピュータ解析され、24時間の心拍数の変化や、心臓のリズムの乱れなどを知ることができます。
当院では、ホルター心電計の結果は循環器内科専門医に解読を依頼し、その結果を踏まえて当院の担当医より結果の説明をさせていただきます。ホルター心電計の結果で専門的な治療が必要な病気と判断した場合、提携している総合病院に紹介させていただきます。

写真:心電図

呼吸機能検査CASE 08

問診・診察により、慢性の咳や痰、労作時の息切れ、長期間の喫煙歴や職業上の粉塵暴露歴などの症状があること場合は慢性閉塞性肺疾患(COPD)が疑われます。COPDは20年以上の喫煙歴を経て発症する病気です。日本でも過去の喫煙率上昇の影響がCOPDによる死亡者数を増加させてきたと考えられます。 これまで、男性の喫煙率が高かったため死亡者数も男性の方が多いですが(男性の死亡原因8位)、女性の方がCOPD発症リスクが高いという報告も発表されています。確定診断には呼吸機能検査(スパイロメトリー)が必要で、スパイロメトリーにて1秒率(%FEV1.0)が70%未満の場合には閉塞性障害(気道閉塞によって気流制限がみられる喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD))の診断となります。
喘息ではβ2刺激薬(気管支拡張薬)の吸入によって1秒量の改善がみられますが、COPDは慢性疾患であるため根治させるような根本的な治療薬はありません。症状を抑えてQOLを向上させること、増悪の頻度を抑えて病状の進行を抑えること、死亡率を下げることを主眼にして治療薬が開発されています。
現在、主に使用されるCOPDの治療薬は3種類の吸入薬です。
作用機序がそれぞれ異なり、LAMA(吸入抗コリン薬)、LABA(吸入β2刺激薬)、ICS(吸入ステロイド)と略語で呼ばれます。3つそれぞれ別に吸入するのは患者さんにとって負担であり、ただでさえ吸入薬はアドヒアランス(服薬遵守率)が低い薬のため、2つ以上の薬を一つにまとめた薬を中等度以上のCOPD患者さんには使用しております。
なお、COPDに肺癌を合併する頻度は9~20%前後と非常に多いことから、COPD治療を受ける方には全例CTでの検査を当院では行っております。

写真:呼吸機能検査

新型コロナ核酸検査(PCR等)CASE 09

自動遺伝子検査装置 TRCReady(R)-80で検査することで新型コロナウイルスを約50分以内に、加えてウイルス量が非常にわずかな量でも検出可能です。外来受診・診察料およびお薬代は通常通りのご負担になりますが、新型コロナ検査費用は公費負担で実施されるため検査代金は発生しません。
当院では、月~土曜は即日での検査報告をしております(なお日曜日は時間の関係より抗原検査を行っております。核酸検査希望の方は日曜は検体採取のみとなり月曜日の報告になります)。

写真:新型コロナ核酸検査(PCR等)

新型コロナ抗原検査CASE 10

患者さんがすでに具合が悪化している場合、核酸検査よりも早い抗原検査を使用しまずコロナ陽性/陰性の確認を行うことは、スピーディーに初期検査や治療を行え、検査に携わるスタッフへの院内感染予防に重要と考え当院ではコロナ抗原検査も採用しております。当初抗原検査は遺伝子検査法に比べて感度が低く、偽陽性が問題となっておりました。当院採用の抗原検査はキヤノンメディカルシステムズ社がインフルエンザウイルスなどの検出に使用していた高感度検出技術を採用したことで、市場の抗原検査キットより約5倍の感度を実現、最大4分での結果判定が可能です。
また、本検査は抗原検査の問題であった目視による評価ではなく、同社が販売している「ラピームアイ10」を使用することで自動評価判定されますので定性検査によるエラーは発生しにくい体制を整えております。
日曜日の緊急受診の際にも同様の理由で抗原検査を優先しております。こちらも検査は公費負担となりますので、外来受診・診察料およびお薬代以外は必要ありません。

写真:新型コロナ抗原検査

ファイザー新型コロナウイルスワクチンCASE 11

ファイザー/BioNTechが開発しているワクチンは被接種者の細胞へメッセンジャーRNA(mRNA)を届けるものです。mRNAワクチンは、ウイルス抗原(通常はスパイクタンパク質の全長または一部)の鋳型となり、標的細胞内に届くように設計されています。標的細胞内では、リボソーム(小さなタンパク質生産工場)でmRNAを設計図として翻訳と呼ばれる工程で抗原タンパク質を生成します。抗原ウイルスタンパク質は、抗体産生と細胞性免疫の両方を誘導します。
mRNA自体はとても不安定な物質であるため、安定性を確保できるよう超低温にて保管する必要があります。そのため当院ではマイナス80℃を維持できるディープフリーザーを完備し品質保持に努めております。
6月1日より平日約144名、休日は午前/午後体制で約240名(接種の詳細はお知らせを確認ください)を目安に接種をしております。接種のご予約やご相談がある方はご連絡ください。

写真:ファイザー新型コロナウイルスワクチン

写真:ファイザー新型コロナウイルスワクチン