
お知らせnews
2歳~18歳の小児向け経鼻インフルエンザワクチンのお知らせ
いつも大変お世話になっております。
平田内科小児科医院から2歳以上19歳未満(2歳~18歳)の小児向け経鼻インフルエンザワクチンについてのお知らせです。
元々、2003年に初めて米国で経鼻弱毒生ワクチンが初めて承認され、この度、2023年3月27日に国内で承認されました。
2024/25シーズンのインフルエンザシーズンを前に、ワクチンシーズンに合わせて11月より平田内科小児科医院でも同ワクチンを院内採用と致しました。
このお知らせは経鼻インフルエンザ弱毒生ワクチン接種を推奨するものではありません。あくまで選択肢の1つとして新たなワクチン接種が国内認可され、当院採用となったお知らせとなります。
現在の当院予定としましては、ワクチン供給量に限りがあるため、土曜日午後のみの予約接種となります。
ワクチン接種の予防効果については通常の注射でのインフルエンザ不活化ワクチンと違いはありませんが、注意事項がありますので下記を参考にしていただければ幸いです。
・ワクチン接種の方法
左右それぞれの鼻腔への噴霧を行います
1シーズン1回接種です
・ワクチン接種の費用
当院での経鼻インフルエンザ弱毒生ワクチン接種にかかる費用は7000円です
・通常のインフルエンザ不活化ワクチン注射と比較して優れている点
通常の注射でのワクチン接種と異なり、針を刺す必要がありません。点鼻での噴霧接種になりますのでワクチン接種での痛みはありません
点鼻で行うため通常の注射でのワクチン接種と比較して粘膜免疫であるIgAが活性化するとされています
・通常のインフルエンザ不活化ワクチン注射と同じ点
経鼻での弱毒生ワクチンであり、注射での生ワクチン接種と異なり他の不活化ワクチン注射と同時に接種が可能です
卵アレルギーのある方や鶏卵、鶏肉その他鶏由来のものに対してアレルギーのある方は接種注意患者となります
ゼラチンアレルギーの患者様や免疫不全の患者様、ステロイドを服用中の患者様については接種不適応となります(接種することができません)
・通常のインフルエンザ不活化ワクチン注射と異なっている点
インフルエンザ不活化ワクチン注射は1シーズンで2回接種を2歳~13歳未満の方対象に行いますが、当該ワクチンは国内では1シーズンに1回接種までしか認められていません(1回接種で十分量の免疫を獲得できるとされていますので問題ありません)
当該ワクチン接種後、上気道症状(咳・痰・鼻汁)や微熱などのインフルエンザ様症状が出現することがあります(経鼻弱毒生ワクチンの効果です)
当該ワクチン接種後1~2週間程度はインフルエンザ迅速検査時に陽性反応が生じることがあります(擬陽性=実際に罹患しているわけではありません)
当該ワクチン接種後、周囲の濃厚接触者に稀にインフルエンザ様の症状が出現しインフルエンザ迅速検査時に陽性反応が生じることがあります(弱毒生ワクチンの水平伝播 擬陽性=実際に罹患しているわけではありません)
・経鼻インフルエンザ弱毒生ワクチンの注意点
経鼻での弱毒ワクチン接種となるため、鼻腔粘膜免疫のグロブリンであるIgAが活性化されます。このことは免疫形成においては有利に働くことが期待できますが、喘息発作の既往のある患者様やIgA関連疾患の基礎疾患がある患者様にとっては逆に不利益になる可能性があります。
当院では1年以内の喘息発作の既往のある方やIgA関連疾患の基礎疾患のある患者様に対する経鼻インフルエンザ弱毒生ワクチンの接種は推奨致しません
以下詳細な薬剤情報(医療従事者向け)については下記を参照してください。
日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会→経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの使用に関する考え方
当院受付での直接予約または電話での予約を受け付けております。希望の際には「鼻からのインフルエンザワクチン接種」を希望とお申しつけ下さい。
患者様の不利益にならないよう医院受診時にも情報提供に取り組んでいく所存です。
ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
平田内科小児科医院
【更新】インフルエンザ・新型コロナワクチンの65歳以上対象の公費接種について
いつも大変お世話になっております。
平田内科小児科医院からインフルエンザ・新型コロナワクチンの65歳以上対象の公費接種についてのお知らせです。
過去の「今後の新型コロナワクチン接種について」で情報提供させて頂いておりましたとおり、今後インフルエンザワクチン接種同様に65歳以上の患者様や60歳以上の重症化リスクが高い患者様については秋口から新型コロナワクチン接種についても公費補助が開始されることとなりました。
公費接種の開始日や自己負担額については自治体で異なっております。
廿日市市は2024年10月1日からでインフルエンザワクチンは1500円、新型コロナワクチンは3200円となりました。
広島市は2024年10月15日からでインフルエンザワクチンは1600円、新型コロナワクチンは3200円となりました。
大竹市は2024年10月1日からでインフルエンザワクチンは1500円、新型コロナワクチンは2100円となりました。
岩国市は2024年10月1日からでインフルエンザワクチンは1490円、新型コロナワクチンは2100円となりました。
(※岩国市は県外となりますので当院では自費接種になります。山口県内の医療機関での接種を推奨致します。)
各自治体で対象となる新型コロナワクチンは現在の流行株である、オミクロン株JN.1系統に対応したワクチンとなります。
当院では新型コロナワクチンについてはファイザー社製のmRNAワクチン、タケダ薬品社製の蛋白組み換えワクチンの2種類での接種となり選択可能です。
また、インフルエンザワクチンとの同時接種が可能です。
当院では10月1日以降の火・水・金・土の平日午後での予約接種となります。
電話での予約、当院受付窓口での直接予約で対応可能です。
以下、各自治体の公式ホームページへのリンクです。
廿日市市のお住まいの方
→インフル・新型コロナワクチン 廿日市市の公式ホームページへ
広島市のお住まいの方
→インフルエンザワクチン 広島市の公式ホームページへ
→新型コロナワクチン 広島市の公式ホームページへ
大竹市のお住まいの方
→インフルエンザワクチン 大竹市の公式ホームページへ
→新型コロナワクチン 大竹市の公式ホームページへ
岩国市のお住まいの方
→インフルエンザワクチン 岩国市の公式ホームページへ
→新型コロナワクチン 岩国市の公式ホームページへ
患者様の不利益にならないよう医院受診時にも情報提供に取り組んでいく所存です、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
平田内科小児科医院
マイコプラズマ肺炎、新型コロナウイルス感染症の流行について
いつも当院のご利用誠に有難うございます。
平田内科小児科医院からマイコプラズマ肺炎、新型コロナウイルス感染症の流行についてのお知らせです。
2024年7月より急激に発熱外来でマイコプラズマ肺炎、新型コロナウイルス感染症の患者様が増加しております。
4年に一度マイコプラズマ肺炎は流行しており、今年が流行年ではありましたが大流行の兆しがあり、家族単位での発症なども認めている状況です。
また、新型コロナウイルス感染症についても7月より検査で陽性を示す患者様が増加し、発熱外来を受診される患者様の総数も増えており、外来受診をお待たせする機会が増えております。
感染のリスクを考えると大変心苦しいところではありますが、徒歩で来院された場合この炎天下に日陰といえでも院外でお待たせすることになることが予想されますので発熱外来受診の際には可能な限り自家用車での来院が望ましいと考えております。
患者様の負担にならないように取り組んでいく所存です、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
平田内科小児科医院
日曜・祝日の開院日のお会計について
いつも当院のご利用誠に有難うございます。
平田内科小児科医院から日曜・祝日の開院日のお会計についてのお知らせです。
平田内科小児科医院では現在、日曜・祝日(当番医担当日を除く)の開院日は午前中に電話予約外来(当日朝9時までに電話(0829-39-1155)で確認・予約をし、当日10時30分までに来院)を行っております。
日曜・祝日(当番医担当日を除く)に当院をご利用の患者様にご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、医療事務不在のため、外来受診時の料金を一律にさせて頂き、翌開院日に受診された際に過不足分について対応させて頂きますのでご理解の程よろしくお願い申し上げます。
今後ともよろしくお願い致します。
平田内科小児科医院
生活習慣病療養計画書について
いつも当院のご利用誠に有難うございます。
平田内科小児科医院から生活習慣病療養計画書作成についてのお知らせです。
令和6年度(2024年6月)から全国の医療機関で診療報酬改定が行われます。
数年に一度行われている診療報酬改定は実際の医療と医療に支払われる報酬が適正に行えているかを、目に見える形でわかるように調整を行うことを指します。
今回の診療報酬改定では生活習慣病についての管理の仕方について厚生労働省から、かかりつけ医療機関に対し変革を求める内容となりました。
簡潔に説明すると「患者の生活習慣に今まで以上に深くかかわり、生活習慣を改善させていくことを医療機関に対して求める」という内容で、具体的な内容としては生活習慣病を有する患者が受診した際に、患者の状況に合わせた治療計画書(療養計画書)を作成し説明するといったものとなります。
ここでいう生活習慣病というのは
・高血圧症
・脂質異常症
・糖尿病
が該当いたします。
当院ではこれまでも患者様の状況に合わせた指導を外来診療の際には口頭で行っておりましたが、より良い医療を提供するため、今回の変革に合わせて外来で療養計画書を作成し患者様に情報提供を行うことと致します。
正確な患者様の情報に基づき療養計画書を作成するにあたって、6月以降の診察時に当該疾患を有する患者様に対して、外来診察の時間に加えて問診の時間が必要になるケースが予想されます。
可能な限り患者様の負担にならないように取り組んでいく所存ですが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
今後ともよろしくお願い致します。
平田内科小児科医医院
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